23 積雪寒冷地における自然エネルギー等利用技術の開発研究 (1)微生物の発酵エネルギー等を活用したハウスの周年利用技術 (i) 発酵熱活用によるハウス栽培技術の確立

課題名 23 積雪寒冷地における自然エネルギー等利用技術の開発研究 (1)微生物の発酵エネルギー等を活用したハウスの周年利用技術 (i) 発酵熱活用によるハウス栽培技術の確立
研究機関名 青森県農林総合研究センター(黒石)
研究分担 水田利用部
研究期間 完H12~
年度 2003
摘要  発酵材料の最適な組合せ条件下で発酵熱エネルギーを抽出し、この熱エネルギーを利用した冬期間に葉菜類の栽培試験を行い、補助温湯ボイラーの燃料節減効果も併せて検討した。地域の未利用有機物の稲わら、米糠、発酵鶏糞、水をそれぞれ所定量混合して、堆肥化する過程で発生する発酵熱をハウスの補助熱源として利用するため1,000リットルのスチールコンテナで発酵させ発酵温度を追跡した。発酵材料中央部の温度は処理4日後に最高の60℃に達し、処理後約20日目まで60℃前後を維持したが徐々に低下し、50℃以上の期間は35日程度、40℃以上は55日程度続いた。処理4日後の発酵温度が最高に達した時から発酵熱を抽出し、対照区のボイラーの灯油消費量の差を調査した。最も差があったのは処理7日後でカロリー換算すると1,600kcal/hで、60日後では300kcal/hであった。対照区に対する燃費率は、熱量の最大時で約60%,60日後で85%であった。パワーヒートパイプを用いた地中加温による栽培では、収穫期はコマツナが播種後46日目、なたね菜が47日目で対照区のボイラー温湯区と差がほとんど見られなかった。対照ハウスに対する発酵熱抽出ハウスの栽培期間中の灯油の使用量は73%で、出荷品200g当たりの灯油代はコマツナが対照区34円に対して25円、同様になたね菜が53円に対して39円であった。
研究対象 コマツナ
戦略 環境
専門 栽培生理
部門 野菜
カテゴリ こまつな 栽培技術 出荷調整 鶏 なたね 播種

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