課題名 |
西洋なし早期出荷のための予冷・追熟技術の開発 |
研究機関名 |
岩手県農業研究センター
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研究分担 |
保鮮流通技術
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研究期間 |
継H14~16 |
年度 |
2003 |
摘要 |
目的:西洋なし専用予冷施設の導入には多額の経費を要するため、リンゴ予冷施設の一部を活用している。リンゴ予冷施設ではリンゴ由来のエチレンが発生していると考えられることから、このエチレンを利活用(または影響除外)した西洋なしの予冷、追熟技術が求められている。また、主産地との販売競合回避を図る必要があることから、早期出荷のための予冷期間及び追熟期間の短縮技術を確立する。到達目標:(1)外因性エチレンによる西洋なしの予冷及び追熟中生理が明らかになる (2)西洋なしの予冷期間及び追熟期間の短縮技術を確立する成果:(1)西洋なしは、MA包装等による密閉条件下では炭酸ガスの影響を受け、予冷後の追熟障害が生じることがあるため、エチレンの影響除外のためのMA包装は困難である。 (2)ラ・フランスではクライマクテリック・ライズ前では外因性エチレンによる呼吸増大、果肉硬度低下、香気成分増加等の追熟促進効果が認められるが、クライマクテリック・ライズ後では効果はみられない。この反応は品種によって異なる。
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研究対象 |
西洋なし
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専門 |
栽培生理
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部門 |
果樹
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カテゴリ |
出荷調整
西洋なし
品種
りんご
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