課題名 |
トマト養液栽培による周年栽培技術の確立・実証 |
研究機関名 |
岩手県農業研究センター
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研究分担 |
南部園芸
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研究期間 |
完H13~15 |
年度 |
2003 |
摘要 |
目的:高規格ハウスにおける養液栽培は、労働軽減のシステム生産が可能であると同時に労働の年間配分をある程度均一化できる。また、コンピューターを利用して環境制御等を行うため、マニュアル的な肥培管理や作業により効率的な生産を行うことができ、土つくりなどの長年の技術習得も必要ないことから、東北では宮城県を中心に大規模高生産性園芸施設が導入されている。岩手県では、大規模な養液栽培施設はこれまで導入の経過はなく、県内一部地域ではトマトでこれらの養液栽培施設導入の可能性を探っているが、県としての大規模養液栽培技術に関する基礎的な知見がない。そこで、沿岸南部の冬期温暖な気象条件を生かしたトマトの養液栽培の実証により、岩手県での養液栽培施設導入のための知見を得ることを目的とする。到達目標:岩手県沿岸部の気候に適した養液栽培によるトマト周年栽培技術の実証予定成果(初年目):長期1作栽培における栽培法が作型が明らかになる(2年目)期待効果:岩手県内に大規模養液栽培施設が導入される。成果:トマトロックウール耕において生育は給液濃度が濃いほど促進され、収量は給液濃度が薄いほど多くなった。給液管理の簡素化のためには培養液のECを1.2dS/mが良いと考えられた。(平成11年栃木県農業試験場)
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研究対象 |
トマト
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戦略 |
園芸
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専門 |
栽培生理
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部門 |
野菜
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カテゴリ |
土づくり
環境制御
くり
栽培技術
トマト
肥培管理
養液栽培
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