| 課題名 |
葉菜類の内部品質実態調査 |
| 研究機関名 |
岩手県農業研究センター
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| 研究分担 |
土壌作物栄養
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| 研究期間 |
完H14~15 |
| 年度 |
2003 |
| 摘要 |
目的:消費者の健康への関心が高まっている昨今、量販店等では独自に作物体の硝酸イオン濃度や糖度を測定して差別化する取り組みが始まっている。これまでホウレンソウについては、有機物施用、遮光、跡地土壌中無機態窒素含量による品質の変動が調査され、栽培技術を検討してきたが、レタス、キャベツについては未調査であった。そこで、主要葉菜類の硝酸濃度を中心とした内部品質向上に影響を及ぼす要因の解析を行い、岩手県の葉菜類が安定した高品質で市場に出回るよう内部品質向上栽培法を確立する。到達目標:(1)土壌作物栄養研究室 (i)葉菜類(ホウレンソウ、キャベツ、レタス)の内部品質が変動する要因を把握する。(ii)葉菜類の内部品質が向上する栽培法を確立する。 (2)保鮮流通技術研究室 (i)過肥沃なホウレンソウ圃場での硝酸態窒素低減化技術を確立する。(ii)内部品質の簡易評価法を確立する。 (3)岩手県経済連 (i)県内葉菜類(ホウレンソウ、キャベツ、レタス)の内部品質実態を把握する。(ii)高品質栽培方法に基づいて作成した野菜は、高品質野菜として市場に売り込んでいく。 (4)研究年次別予定成果成果:(1)ホウレンソウの硝酸濃度が増加する要因は、(i)遮光やべたがけ等による還元酵素活性の低下、(ii)窒素施用量に伴う吸収量の増加及び体内未硝化がある。(1990中国農試研報)(2)北海道では、夏どりホウレンソウの硝酸濃度の指標値を3000ppm以下とし、この指標を維持するために窒素施肥量を露地栽培で15kg/10a、ハウス・雨よけ栽培で10kg/10aとしている。(H13道南農試普及奨励事項) (3)ホウレンソウでは、収穫時の土壌中無機態窒素が50mg/100g以上だと、栽培法を替えても低硝酸化は難しくなる傾向がある。(H9岩手農研セ試験成績書) (4)窒素とカリの濃度を低くし、Ca濃度を高くすると硝酸含有率が低下する。しかし、適正な濃度比率については、明らかにされていない。(1995土肥雑建部ら) (5)ビタミンCを増加させるには、生育を旺盛にするため窒素を必要とする。しかし、ビタミンCが多く、蓚酸と硝酸が少ない施肥法については明らかにされていない。 (6)ホウレンソウの水耕栽培では、アンモニア態窒素の比率を硝酸態窒素より多くすると、ビタミンCが増加する。(1995建部) (7)レタス(クリスプ・ヘッド型のカルマーMR)では、栽培前の土壌中硝酸態窒素と施肥窒素量を合わせて12kg/10a施肥とし、灌水停止時期は収穫2週間前とすると、Brix3%以上のレタスが得られた。(H6道南農試指導参考事項)
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| 研究対象 |
ホウレンソウ
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| 戦略 |
食品
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| 専門 |
土壌肥料
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| 部門 |
野菜
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| カテゴリ |
肥料
キャベツ
くり
栽培技術
水耕栽培
施肥
土壌管理技術
評価法
ほうれんそう
レタス
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