課題名 |
太陽光発電を利用した栽培技術の確立 |
研究機関名 |
岩手県農業研究センター
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研究分担 |
南部園芸
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研究期間 |
継H13~17 |
年度 |
2003 |
摘要 |
目的:現在、利用されている暖房システムは、そのほとんどが化石エネルギーを利用しており、炭酸ガスや窒素酸化物の増加等、環境汚染問題が深刻化してきている。そこでクリーンエネルギーである太陽光発電の普及啓蒙を図り、農業生産面での利用を検討するためにヒートポンプ等による冷暖房システムや電照システムを、太陽光発電により稼動し既存作型の実証や新作型の開発とともに、周年栽培の確立を図る。到達目標:太陽光発電による作期拡大及び高品質生産予定成果(初年目):太陽光による発電量の把握ヒートポンプによる花きの作期拡大、品質向上(ストック)期待効果:クリーンエネルギーである太陽光発電の農業生産面での利用が実証される。成果:・太陽光発電システムについて、日射に応じて順調に発電し、設置後年数経過による発電量低下や、発電システムのトラブルは生じないことが判明した。(平成8年兵庫県)・太陽光発電システムを利用した冷房育苗によりラークスパーの開花促進の試験を行っており、開花促進、品質向上の効果を得ている。(平成7年兵庫県)・太陽光発電システムを利用した冷房により、カーネーションの高温時の生育促進効果について試験しており、全日冷房、夜間冷房に関わらず初期生育を高め、収量を増加させ、年内の切花品質を向上させることが明らかとなった。(平成7年兵庫県)
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研究対象 |
カーネーション
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戦略 |
農業機械開発改良
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専門 |
農業機械
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部門 |
花き
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カテゴリ |
育苗
カーネーション
機械開発
くり
栽培技術
ストック
ヒートポンプ
ラークスパー
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