日本短角種をモデルとした全個体認証システムの構築と利用技術の開発

課題名 日本短角種をモデルとした全個体認証システムの構築と利用技術の開発
研究機関名 岩手県農業研究センター
研究分担 家畜育種
研究期間 新H15~19
年度 2003
摘要 目的:BSE問題、食品の偽装表示問題等、「食」と「農」に関する様々な問題が顕在化し、一般消費者の食品に対する信頼を急速に失わせるなど社会的にも大きな問題となっている。消費者が安心できる食肉・畜産物流通を保証するためには、農場から食卓までのフードチェーン全体を通して、科学的根拠に基づいた分析法の開発ならびに実用化が必要不可欠である。このため、日本短角種をモデルとしたDNAマーカーによる個体識別技術を確立するとともに、DNA情報をデータベース化する。さらに、この情報を利用して全個体認証システムを開発、実証する。到達目標:信頼性が高く、より正確なトレーサビリティシステムを開発するため、日本短角種をモデルとして全個体を対象としたDNAデータベースと個体認証のためのマイクロサテライトマーカーセットを構築し、全個体認証システムを開発、実証する。予定成果(初年目):・県内で飼養されている日本短角種種雄牛、繁殖雌牛、子牛、約3000頭から血液サンプルを採材する。 ・日本短角種に適したマーカーセットの構築・日本短角種の血統、枝肉、DNAデータベースの構築期待効果:ア 消費者に信頼される新たなトレーサビリティシステム技術が確立され、安心安全な肉用牛の生産及び流通体系が構築される。 イ 特に、全国に先駆けて本県の日本短角種で実証することにより、品質管理、育種改良、消費者への信頼性等で差別化、有利販売が可能で、生産振興に大きな効果が期待できる。成果:(1)日本短角種種雄牛と集団育種牛について、血統情報を一部データベース化したが、登録番号等の記載法が統一されていないため、データベースの統合には労力がかかる。(2)黒毛和種のゲノム解析に供試された214のマイクロサテライトマーカーについて、日本短角種種雄牛4頭を用いて解析したところ、167マーカーについて多型性を確認した。
研究対象 肉用牛
戦略 畜産
専門 情報
部門 牛
カテゴリ 育種 データベース DNAマーカー 肉牛 繁殖性改善

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