| 課題名 | 人工飼料による有用昆虫飼育技術の確立 |
|---|---|
| 研究機関名 |
宮城県農業・園芸総合研究所 |
| 研究分担 |
蚕業部 園芸環境部 |
| 研究期間 | 継H12~17 |
| 年度 | 2003 |
| 摘要 | 1~3齢に限られているカイコの人工飼料育期間を延長できる人工飼料を開発し、省力養蚕技術を確立する。また、カイコ以外の有用昆虫の人工飼料における大量増殖法についても検討する。 自給人工飼料の開発は、簡易自給人工飼料による4・5齢蚕飼育試験を行う。低コスト人工飼料育技術の確立は、稚蚕用人工飼料の飼育試験、広食性蚕品種による低コスト人工飼料育試験、簡易飼育装置と自給人工飼料による4・5齢蚕飼育試験を行う。有用昆虫飼育技術の確立は、人工飼料およびヒマ生葉によるエリ蚕飼育試験、タマゴコバチのエリ蚕卵による増殖および害虫の寄生率調査を行う。 稚蚕人工飼料育の安定。簡易人工飼料育装置と自給人工飼料による4・5齢蚕飼育技術体系。人工飼料およびヒマ生葉によるエリ蚕飼育技術体系。天敵卵寄生蜂タマゴコバチの増殖および利用。 大豆油等飼料添加物を削減し低コスト化した自給人工飼料による4・5齢蚕の飼育は、化蛹歩合93%以上と高かったが、解じょ率は62~73%と低く繭糸質は桑葉育に比べ劣った。 広食性蚕品種用自給人工飼料は、加工費のかかる桑葉添加量を飼料乾物約100g中4gに削減できることが明らかとなった。1~3齢エリ蚕用自給・4~5齢広食性蚕用市販人工飼料育では、繭重が重い等飼育成績が良好であるとともに、雌蛾1頭当たり産卵数も多かった。ヒマ生葉育は、経過が極めてよく揃い、対掃立化蛹歩合が97.9%と高かった。 エリ蚕開腹卵によるタマゴコバチ類の飼育は可能であったが、普通卵に比べ、羽化蜂数は4分の1程度と低かった。寄主エリ蚕卵からの寄生タマゴコバチ類の羽化抑制については、寄生後23℃で10日間放置後のエリ蚕卵5℃冷蔵で1か月は可能であった。 「くわのはな」の摂食性を改善するための給餌法の検討。エリ蚕卵生産性向上技術の検討。タマゴコバチ類の効率的増殖法の検討。 |
| 研究対象 | 蚕 |
| 戦略 | 園芸、畜産 |
| 専門 | 飼養管理 |
| 部門 | その他家畜 |
| カテゴリ | カイコ 害虫 加工 桑 飼育技術 大豆 低コスト 品種 |