47.Cd高蓄積植物の栽培技術の体系化とCdに対するファイトレメディエーションの現地評価 (2)Cd高蓄積植物を利用したファイトレメディエーションの現地評価

課題名 47.Cd高蓄積植物の栽培技術の体系化とCdに対するファイトレメディエーションの現地評価 (2)Cd高蓄積植物を利用したファイトレメディエーションの現地評価
研究機関名 秋田県農業試験場
研究分担 生産環境部
研究期間 継H13~17
年度 2003
摘要 目的:土壌Cd濃度1.3mg/kg程度(0.1M-HCl可溶性)の水田を修復対象とし、Cd高蓄積性植物を栽培し、実際の修復状況をモニタリングする。また資材施用が及ぼす植物のCd吸収性比較を行う。方法:1)現地ほ場(Cd濃度1.3mg/kg)。2)供試植物:ソルガム(1品種)。3)試験区:硫安+塩化加里区を対照区とし(1)硫安の替わりに尿素を供試した区、(2)塩化加里の替わりに塩化カルシウムを供試した区、(3)対照区に対し塩化第二鉄を7/3に追加施用した区を設定した。4)耕種内容:5/23播種、裁植本数11,750本/a、8/27刈取、基肥量はN2.0kg/aとした。5)調査内容:作付前後の土壌Cd濃度、植物中Cd濃度、乾物生産量。結果:(1)尿素+塩化加里施用区のCd吸収量が最も高く、硫安施用より尿素の方がCd吸収性を増大すると考えられた。一方、含塩化物資材種類別の施用効果は認められなかった。(2)ソルガム作付前後の土壌Cd濃度変化は、作付後に作土層、作土次層とも減少した。しかし植物の収奪量以上にCd濃度が減少していると試算され、より細密な調査・分析が必要であると考えられた。
研究対象 水稲
戦略 環境
専門 土壌肥料
部門 水稲
カテゴリ 肥料 栽培技術 水田 水稲 ソルガム 土壌管理技術 播種 品種 モニタリング

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