| 課題名 |
食肉の食味評価と遺伝的改良3.和牛肉の食味を低下させる成分の解明 |
| 研究機関名 |
山形県農業研究研修センター畜産研究部
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| 研究分担 |
先進技術開発科
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| 研究期間 |
完H11~15 |
| 年度 |
2003 |
| 摘要 |
目的:脂肪の融点と脂溶性呈味成分は、牛肉の食味に大きな影響を与える。脂肪の融点を高める要因として、脂肪酸組成における飽和脂肪酸比率の増加と脂肪の分子種があり、脂肪の分子種も脂肪の食味に影響する可能性が考えられる。そこで、黒毛和種牛の脂肪から飽和脂肪酸のみからなる中性脂肪(以降飽和中性脂肪)の検出と食味に及ぼす影響を検討する。方法:材料:飽和中性脂肪の精製法の検討には腎周囲脂肪を用い、筋肉脂肪の検討には、市販の牛肉の7検体を用いた。方法:(1) 飽和中性脂肪の精製法:脂肪は、クロロホルム・メタノール(2:1)で抽出し、エーテル・メタノール(1:1)、クロロホルム・アセトン(1:49)、温エーテルで順次分別沈殿し、4℃に一夜静置して生じた沈殿を濾過取した。(2) 飽和中性脂肪の融点と脂肪酸組成:融点は上昇融点法、脂肪酸組成はナトリウムメトキシドメタノールでメチル化し、ガスクロマトラフ法で単純百分比を求めた。(3) 筋肉脂肪の飽和中性脂肪の分析と官能検査:飽和中性脂肪は、定量的に操作して、構成脂肪酸のピーク面積を比較した。官能検査は、溶媒抽出した脂肪を液状で1尖頭舐め、飽和中性脂肪を含まない脂肪を対照とし、同等は場合を3とする5段階評価とした。結果の概要:(1) 飽和中性脂肪は、室温ではエーテル難溶性であり、温エーテルで溶解して冷却することによって精製することができ、構成脂肪酸は95%以上が飽和脂肪酸からなり、室温で粉末状であった。(2) 融点は、もっとも高いサンプルで61.2℃であった。(3) 飽和中性脂肪比率と融点の間に正の相関(r=0.52)が見られた。(4) 飽和中性脂肪含有率の高い筋肉は、滑らかさ、広がり、きれと負の相関(それぞれr=-0.50、-0.78、-0.94)があり、粉っぽい食感で、口の中から脂っぽさが消えるのが遅かった。また、渋みと正の相関(r=0.70)があった。残された問題点とその対応:(1) 筋肉脂肪中の飽和中性脂肪比率の調査(2) 飽和中性脂肪比率に及ぼす飼料の影響の解明(3) 飽和中性脂肪比率の遺伝的要因の解明
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| 研究対象 |
肉用牛
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| 戦略 |
先端
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| 専門 |
育種
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| 部門 |
牛
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| カテゴリ |
育種
肉牛
良食味
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