課題名 |
野菜における硝酸塩蓄積機構の解明と低減化技術の開発 |
研究機関名 |
埼玉県農林総合研究センター
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研究分担 |
農産物安全性担当
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研究期間 |
継H14~16 |
年度 |
2003 |
摘要 |
低硝酸塩の作物生産を可能とするため、コマツナ、チンゲンサイ等について、栽培条件と硝酸濃度との関係を検討し、硝酸濃度低減化技術を確立する。各作期及び栽培法において、低硝酸塩品種が明らかとなり、栽培時期及び施肥条件、光環境等の生育環境が硝酸塩濃度に及ぼす影響を解明できる。また、周年栽培体系において、硝酸塩濃度を低減可能な土壌管理技術を確立でき、コマツナ、チンゲンサイ等の硝酸含量低減のための技術開発とマニュアルを策定することが可能となる。コマツナ30品種とチンゲンサイ21品種について、硝酸塩濃度の低い品種を探索した。慣行肥料と被覆肥料、硝化抑制剤入り肥料が作物中の硝酸塩濃度に及ぼす影響について検討した結果、被覆肥料や硝化抑制剤入り肥料の施用は作物中の硝酸含量を低下させた。また、ハウス栽培でのコマツナ、チンゲンサイの慣行肥料(化成肥料)と被覆肥料(40日タイプ、70日タイプ)、硝化抑制剤入り肥料施用による硝酸イオン濃度に及ぼす影響について検討した。その結果、8月、12月は種とも、被覆肥料で作物中硝酸イオン濃度が低下する傾向が認められた。
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研究対象 |
コマツナ、チンゲンサイ
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戦略 |
環境
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専門 |
環境
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部門 |
野菜
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カテゴリ |
肥料
こまつな
栽培条件
栽培体系
施肥
チンゲンサイ
土壌管理技術
品種
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