課題名 |
関東地域を中心としたネギ生産における高品質化、周年安定化技術の確立 |
研究機関名 |
埼玉県農林総合研究センター
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研究分担 |
園芸研究所
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研究期間 |
完H14~15 |
年度 |
2003 |
摘要 |
目的:輸入ネギの急増に対抗できる県内ネギ産地の生産基盤の強化が強く求められている。そこで、産地生産振興策としての高品質生産等による差別化技術の開発、生産コストの低減化技術の開発を行う。得られた成果:県内、県外産の夏ネギ、冬ネギ、輸入ネギを対象に食味官能評価と内成分の分析を行った。食味官能評価と内容成分分析の結果から両者の間に信頼のおける相関はなかった。残留農薬簡易診断の検討を行い、イミダクロプリドに関しては、生産現場での簡易分析法の測定値と機器分析値との相関を認めた。セル苗を用いた平床定植機の開発を進め、これらの平床定植機の作業精度を高めるための苗調整方法、作業能率を検討した。さらに、県内ネギ生産農家の現状を調査し、新規開発中の平床定植機導入の条件を検討した。残された問題点:県内の秋冬ネギのセル成型苗定植期にあたる4~6月は他品目との労力競合があること、移植適期が限られることなどから、移植時期が6~7月で競合が少なく、移植適期幅が広く育苗コストの低い慣行苗(地床苗)を利用できる地床苗平床移植機の完成が望まれる。
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研究対象 |
ネギ
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戦略 |
園芸
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専門 |
栽培生理
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部門 |
野菜
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カテゴリ |
病害虫
育苗
簡易診断
コスト
栽培技術
ねぎ
農薬
良食味
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