課題名 |
いもち病伝染源域の防除による低コスト・環境保全型防除技術の確立 |
研究機関名 |
新潟県農業総合研究所作物研究センター
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研究分担 |
栽培科
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研究期間 |
完H11~15 |
年度 |
2003 |
摘要 |
いもち病の伝染源から本田初発にいたる発生過程を明らかにするため、DNAマーカーを用い、伝染源の特定と本田初期発生のプロセスを解明する。また、平坦少発地において伝染源対策を中心とした本田期広域防除省略技術の確立と体系実証を行う。(1)平坦少発地におけるいもち病発病経過を解析し、第2世代期までの感染防止が重要であると判断した。(2)本田発病の伝染経路は、育苗期感染苗が「本田に移植された場合」、「補植用苗としてほ場に放置された場合」の2つであり、育苗期感染苗が本田発病の伝染源として重要であることを明らかにした。現地ほ場において、本田発病の伝染源は育苗期感染苗の可能性が高いと推定されたが、DNAマーカーによる証明はできなかった。(3)平坦少発地において長期残効性箱施用剤の少量散布は6月末頃までの感染を抑制した。
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研究対象 |
水稲
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戦略 |
土地利用型農業
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専門 |
病害
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部門 |
水稲
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カテゴリ |
育苗
いもち病
水稲
DNAマーカー
低コスト
防除
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