山菜等有望特産作物の生育特性解明と生産システムの確立

課題名 山菜等有望特産作物の生育特性解明と生産システムの確立
研究機関名 新潟県農業総合研究所中山間地農業技術センター
研究分担 新潟農総研
中農技
基盤研
高農技
森林研
研究期間 H14~16
年度 2003
摘要 中山間地域においては多種多様な山菜類が自生しているが未利用のものが多い。これらを利活用して特徴のある特産作物を開発することは中山間地域の活性化対策上有効である。当センターではウルイ、オオクログワイ、フキノトウ、ジネンジョについて優良系統の選抜と増殖、栽培技術の確立に取り組んだ。○ウルイ露地栽培において株養成のために残す芽数が翌年の収量に及ぼす影響及び雪による収穫期間拡大についてを検討したが、株養成のための芽は残さなくてもよいことが判明。また雪による収穫期間の拡大も不可であることが判明。なお、ウルイの促成栽培について優良系統を検索し、水保系であることが判明し、今後現地適応性について調査○オオクログワイの栽培技術の確立のため適正施肥量と優良系統の検索適正栽植密度について検討。多肥栽培で収量が増加することは判明したが、H15は病気により栽植密度と収量の関係は把握できなかった。また系統間で収量に差はあると思われる。○フキノトウの促成栽培技術確立のため加温効果と貯蔵方法を検討したが、12月上旬堀上後過員しても花蕾の肥大はないことが判明、また、2℃で2月上旬まで貯蔵が可能であることが判明。なお、12月上旬堀上げた時点で出荷可能な大きさに肥大していることも判明した。○ジネンジョについては優良系統の選抜で湯ノ谷1号、湯ノ谷4号、湯ノ谷7号が有望で16年度この3系統について現地適応性をみる。
研究対象 ウルイ、オオクログワイ、フキノトウ、ジネンジョ
戦略 農村漁村
専門 栽培生理
部門 栽培生理
カテゴリ 栽培技術 出荷調整 施肥 中山間地域 ふきのとう

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