課題名 | 低コストフルオープンハウスの開発・利用技術研究 |
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研究機関名 |
石川県農業総合研究センター |
研究分担 |
砂丘野菜科 |
研究期間 | 継H14~16 |
年度 | 2003 |
摘要 | 目的:施設野菜栽培における夏季高温条件は収量・品質が低下する。そこで、ハウスフイルム(側面、天井)を全開して夏季でも安定生産を可能にするフルオープンハウスの開発とその利用技術を確立する。得られた成果: (1)既存のブドウハウスに改良を加え、フルオープン化するための資材費として、10a当たり約51万円、被覆資材費として約35万円が必要となった。 (2)フルオープン化による夏期の棚上の温度は既存のカマボコ型ハウスに比べ、最高で10℃程度抑えられた。 (3)フルオープンハウスにおいて、ハウスビニールの外側に遮光率30%の資材を被覆した区を設け、トマトを栽培した。8月5日~9月10日の遮光期間中、フルオープンハウスは慣行ハウスに比べ最大9.1℃低下し、高温を回避できた。 |
研究対象 | トマト |
戦略 | 園芸 |
専門 | 栽培生理 |
部門 | 野菜 |
カテゴリ | 低コスト トマト ぶどう 野菜栽培 |