一寸ソラマメの高品質化と省力栽培技術の確立

課題名 一寸ソラマメの高品質化と省力栽培技術の確立
研究機関名 福井県園芸試験場
研究分担 野菜研究グループ
研究期間 継H13~15
年度 2003
摘要  開花時に子房内に胚珠が3粒以上ある割合は、無マルチ栽培が70%、マルチ栽培が76%、無加温ハウス栽培が80%であった。受粉については、開花前に開葯し、開花時に子房柱頭に多くの花粉が付着していることを確認した。収穫莢において胚珠数に対する受精率は、約80%であり、3g以上の可販子実となったものの割合は約67%であった。受粉後の花粉管は、15~25℃の温度で最も伸長し、莢の肥大は16~20℃の時、最も優れた。3粒莢率の向上には、莢長が7~8cmの時、1分枝当たりの莢数を5莢程度に制限することで、3粒莢率が約50%になり、収量は無処理に比べ約10%向上した。 生育期間中に吸収する窒素量は、1分枝当たり約3gであり、このうち約80%を開花期後半から莢肥大期にかけて吸収した。 生育期間中に吸収する窒素量は約23kg/10aと推察され、これは県耕種基準より35%多く、施肥効率を考慮すると30kg/10a以上の窒素施肥量が必要であり、溶出が100日タイプの緩効性肥料の利用が適当と思われた。また黒マルチ栽培は無マルチ栽培に較べ約20%の増収となり、グリーンマルチ栽培は、黒マルチ栽培より10%増収し、最も増収効果が高かった。(黒)マルチ栽培と摘莢による着莢制限技術を普及に移す技術とした。
研究対象 一寸ソラマメ
戦略 園芸
専門 栽培
部門 野菜
カテゴリ 肥料 栽培技術 受粉 施肥 未成熟そらまめ

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