課題名 | 果樹の品種選抜と高品質省力栽培技術 |
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研究機関名 |
長野県南信農業試験場 |
研究分担 |
栽培部 |
研究期間 | 継S48~ |
年度 | 2003 |
摘要 | 「南水」は日焼け果の発生が多く、日焼け果等の発生を軽減できる果実袋の開発を目指し、遮光率の高い数種の果実袋と果実品質との関係を検討した。 純白紙内茶印刷のワックス一重袋で、慣行果実袋より遮光率を20%程度高くした果実袋は、慣行果実袋に比べ日焼け果の発生、特に格外品となる重度の日焼け果の発生を顕著に抑制できた。この果実袋を用いた場合、慣行果実袋に比べ、こうあ部地色の退色が早くなり果皮色の進み方が早くなる一方、ていあ部の地色の退色は遅くなり、成熟が若干遅くなる傾向があるが、果実品質には差異は認められなかった。この改良果実袋は日焼け果発生軽減効果とともに黒斑病被害に対しても軽減効果が認められ、商品化率の向上に有効であることが明らかとなり、普及に移した。 |
研究対象 | ナシ |
戦略 | 園芸 |
専門 | 作物育種、栽培生理 |
部門 | 果樹 |
カテゴリ | 育種 栽培技術 茶 日焼け果 品種 |