課題名 |
水稲の斑点米カメムシ等品質低下要因の解明と防除技術確立 |
研究機関名 |
長野県南信農業試験場
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研究分担 |
病害虫土壌肥料部
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研究期間 |
新H14~16 |
年度 |
2003 |
摘要 |
・最近増加している斑点米カメムシ類防除技術の確立のために、加害カメムシの種類およびその生態を解明する。・県内へ新たに侵入したアカスジカスミカメ(平成13年)の北限は、分布の連続性と捕獲数から推定して昨年の分布とほぼ変化が無いこと、また、発生の多い地域と地続の地域でも好適と見られた雑草地でも全く確認されないなど、本種の分布拡大の兆候は認められなかった。しかし、発生密度の高い地域では水稲への加害が確認された。なお、本年は8月の低温により分布拡大が抑制された可能性が高い。 ・県南部での発生生態が不明であったアカヒゲホソミドリカスミカメの試験場での成虫ピークは5月(越冬世代)、7月上旬(第1世代)、8月上旬(第2世代)、9月上旬(第3世代)の4回認められた。標高差が大きく地理的に離れた地点間においても発生時期は変化が少ないと考えられた。・防除要否の目安の設定するため、簡易予察データと斑点米発生程度の関係の解析を試みたが、捕獲数が少なく解析できなかった
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研究対象 |
水稲
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戦略 |
環境
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専門 |
虫害
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部門 |
稲
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カテゴリ |
肥料
病害虫
アカスジカスミカメ
カメムシ
雑草
水稲
斑点米
斑点米カメムシ
防除
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