課題名 | 未利用資源の発酵による有効利用について |
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研究機関名 |
長野県食品工業試験場 |
研究分担 |
生物工学部 |
研究期間 | 完H15 |
年度 | 2003 |
摘要 | 未利用資源としてきび、あわなどの雑穀類を麹化して、みそへの利用を検討した。雑穀麹は35%散水により、製麹が可能であり、プロテアーゼ活性は米麹の2倍程度であった。雑穀みそはホルモールNが高く、グルタミン酸をはじめ遊離アミノ酸は米みその1.4倍程度含まれていた。きびみそは米みそより淡く、照りや黄色みが感じられ、色合いが良好であった。米みそにはない個性的な香りや味を適度に感じ、ソフトな味、適度に粒がざらつく食感は、なめみそとしての利用が良いとの評価も得た。 きびみそは黄色の良好な色合いなどの特徴を活かし、なめみそなどで実用化が期待できる。 |
戦略 | 食品 |
専門 | 食品加工流通 |
部門 | その他作物 |
カテゴリ | あわ 加工 きび 未利用資源 |