課題名 | 地域特産花きの新品種育成 |
---|---|
研究機関名 |
岐阜県中山間農業技術研究所 |
研究分担 |
分室 |
研究期間 | 継H10~ |
年度 | 2003 |
摘要 | 耐暑性を有し、草姿がコンパクトで、低標高地域でも高品質生産が可能なシクラメンの新品種を育成する。また、イオンビーム照射での突然変異誘発による新形質を具備した新品種育成を目指す。 <研究成果> 黄色色素の発現様式についての試験結果から、「ムーンルージュ」を交配親に用いれば、片親の花色に関わらず、F1では黄色花色は全く発現しないが、F2では約25%で黄色色素が発現することが明らかとなった。このため、フリンジ、ミニ系花弁形質等と黄色色素を組合せた新品種育成が展望できた。 この結果を基に、「パピヨン」、「ピアス」との交配を実施し、その中から有望と思われる黄色系37個体を選抜した。 「ムーンルージュ」の栽培株からの培養を試みたところ、1/3MS、NAA0.1mg/l、3%シュークロースの培地組成で、葉身から不定芽を分化させることができた。また、NAA1.0mg/Lで発根させることができた。 |
研究対象 | シクラメン |
戦略 | 園芸 |
専門 | 育種 |
部門 | 花き |
カテゴリ | 育種 シクラメン 新品種 新品種育成 耐暑性 |