課題名 | イネ種子胚乳組織分化の分子機構に関する研究 |
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研究機関名 |
京都府農業資源研究センター |
研究分担 |
基礎研究部 |
研究期間 | 継H14~18 |
年度 | 2003 |
摘要 | 作物の種子を目的に合わせてより有効に使うために、モデル植物であるイネを用い、胚乳組織の分化に関する分子機構を明らかにする。イネ種子胚乳組織は、重複受精した胚乳母細胞からスタートし、開花後3日目の多核状態の時期に分化が進行し、その後開花7日目には形態的に分化が終了する。胚乳分化進行期のイネ種子に強く発現するcDNAクローンを多数単離し、約150クローンの塩基配列を決定した。その結果、イネゲノム・データーベースで機能予測されている遺伝子が半数あり、遺伝子発現の調節に関わる転写調節遺伝子や、シグナル伝達に関わる遺伝子と類似の遺伝子が複数存在した。しかし、残り半数は機能予測がされていない未知の遺伝子だった。 |
研究対象 | 水稲 |
戦略 | 作物育種 |
専門 | 育種 |
部門 | 稲 |
カテゴリ | 育種 水稲 |