課題名 | 作物の培養細胞再分化及び器官形成を制御する因子の探索 |
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研究機関名 |
京都府農業資源研究センター |
研究分担 |
基礎研究部 |
研究期間 | 継H14~18 |
年度 | 2003 |
摘要 | 組織細胞培養により、作物を改良する場合に再分化能や器官形成能に品種間差が見られ、品種改良の障害となる。この差がどのような遺伝的要因、生理的機作からなるか解析する。また、根こぶ病抵抗性についても遺伝解析する。本年はヨーロッパ原産の飼料用カブ、ゲルリアRに由来する根こぶ病抵抗性遺伝子座を解析するため、ハクサイ‘信嶺’のF2を用いた解析を行った。根こぶ病検定では強度抵抗性から罹病性まで連続分布を示したが、抵抗性は少数因子の支配と推定された。しかし既に発表されている抵抗性遺伝子座Crr-1、及びCrr-2と連鎖しておらず、そこで、バルク法により、抵抗性遺伝子座に連鎖するマーカーの獲得を試み、いくつかのRAPDマーカーを得た。アラビドプシスの遺伝情報とあわせて検討すると、飼料用カブの持つ抵抗性が少なくとも4座存在すると推定された。 |
研究対象 | カブ |
戦略 | 作物育種 |
専門 | 育種 |
部門 | 野菜 |
カテゴリ | 育種 かぶ 飼料用作物 抵抗性 抵抗性遺伝子 はくさい 品種 品種改良 |