課題名 |
(ii)露地ナスの養液栽培技術の確立 |
研究機関名 |
京都府農業総合研究所
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研究分担 |
野菜
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研究期間 |
継H13~16 |
年度 |
2003 |
摘要 |
露地栽培に適した非循環閉鎖型養液栽培システムの開発によりナスの連作障害を回避するとともに省力化、施肥量の低減を図る。<研究内容>(1)「千両二号」を列間2m、株間を30cmのV字型主枝2本仕立てで41.5kg/10aの窒素施用量で栽培したところ約10t/10aの上果収量が得られた。(2)現地試験で「千両二号」を列間2m、株間を40cmで栽培したところ、50kg/10aの窒素施用量で約11t/10aの上果収量が得られた。(3)「千両二号」の養液土耕栽培において、スギ活性炭1リットル/株を植え穴に施用したところ、初期収量は低いが中後期の収量が増加した。(4)緩効性肥料を用いて窒素施用量を55kg/10aとして「賀茂なす」を栽培したところ、葉柄汁液の硝酸態窒素濃度は8月までは900~1000ppmで、9月及び10月は約700ppmとなった。なお、栽培終了時の土壌中の硝酸態窒素濃度は約10ppmであった。
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研究対象 |
ナス
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戦略 |
園芸
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専門 |
栽培生理
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部門 |
野菜
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カテゴリ |
肥料
省力化
施肥
なす
養液栽培
連作障害
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