課題名 | 野菜・茶およびウメの原産地表示判別技術の開発 宇治茶および栽培土壌の元素分析 |
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研究機関名 |
京都府茶業研究所 |
研究期間 | 継H14~16 |
年度 | 2003 |
摘要 | 茶は、全国各地で生産されたものが荒茶として流通し、仕上げ加工されて販売されるが、この時に種々の産地の荒茶がブレンドされることがある。一方、最近では中国等海外からの輸入緑茶の日本茶への混入の可能性が指摘されており、原産地を確認したいという消費者ニーズが一段と高まりつつある。これらの社会的背景のもと、正しい表示に基づいた健全な農産物流通の確保のためにも原産地表示判別技術の開発が強く望まれている。本課題において、当所では京都府内の主要産地の煎茶、てん茶およびその各栽培土壌をICP発光分析法により元素分析を行い、それぞれの特徴的な元素組成および製品と栽培土壌との相関性等を検討した。その結果、てん茶についてはその栽培土壌と製品との相関においてMn及びBa、煎茶については府内産茶と関係三県の比較においてTi、B、Crが有望な元素であることが明らかになった。 |
研究対象 | 茶 |
戦略 | 食品 |
専門 | 食品加工流通 |
部門 | 茶業 |
カテゴリ | うめ 加工 茶 てん茶 |