| 課題名 |
地域環境に配慮した畜産排水の汚水処理システムの確立 |
| 研究機関名 |
京都府畜産技術センター
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| 研究分担 |
経営指導部
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| 研究期間 |
継H14~17 |
| 年度 |
2003 |
| 摘要 |
目的:地球環境保全への意識の高まりのなか、国民の水環境への関心は以前にも増して高まっており、ミルキングパーラや搾乳・牛乳処理室、GPセンターなどの畜産事業所からの雑排水や各種の汚染物質や病原性微生物の流出が懸念され、解決すべき課題が残っている。そこで、畜産事業所からの雑排水を低コストで処理し、最小限の環境負荷に留めるための技術確立と装置の開発と併せて、小魚が生息し、水生植物が繁茂するような水路や池などのビオトープ空間を配置した地域にふさわしい総合的に汚水処理を行う。 既往の成果: (1) 搾乳・牛乳処理室からの排水を電極を使って高濃度有機物汚水、低濃度有機物汚水、殺菌含有汚水に分別し、ポンプを用いて高濃度有機物汚水のみを回収したところ排水中の塩素系殺菌剤の96.2%を除外した。また、有機物の86.9%を回収した。回収した高濃度有機物汚水のみを回分式活性汚泥法で処理したところ、COD15mg/l、透視度26の処理水が得られた。 期待される成果: (1) 畜産施設からの雑排水を電気的方法で受感して、有機物含有排水と殺菌剤含有排水を分離、回収する装置を開発することにより環境負荷を軽減できる。 (2) 茶褐色に着色し汚濁感のある活性汚泥処理水を光触媒や電気化学的酸化法を用いた脱色装置を開発することにより排水性状の改善が図れる。 (3) 藻類や植物を用いたバイオリアクターによる汚水処理システムを開発し、窒素、リン、有機物、色素などの除去を行うことにより汚水の高度処理が可能となる。 計画: (1) ミルキングパーラーや搾乳・牛乳処理室排水、放牧場、GPセンター、小規模鶏解体処理場排水の有機物や殺菌剤濃度による分離・分別装置開発 (2) 光触媒、電気化学的酸化等を用いた脱色装置の処理効果の検討 (3) 効果的な藻類の選定と管理方法の検討 (4) 植物等バイオリアクターによるSS、窒素、リン除去効果の検討 (5) 藻類及び植物等バイオリアクターの構造と管理方法の検討
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| 研究対象 |
環境保全
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| 専門 |
環境
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| 部門 |
共通
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| カテゴリ |
低コスト
鶏
乳牛
排水性
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