気候温暖化に対応する果樹栽培技術の確立(高温ストレスによるブドウ果実の成熟異常防止技術の開発

課題名 気候温暖化に対応する果樹栽培技術の確立(高温ストレスによるブドウ果実の成熟異常防止技術の開発
研究機関名 広島県農業技術センター
研究分担 果研
研究期間 継H15~19
年度 2003
摘要 1 現地実態調査 保温メッシュ栽培は簡易被覆栽培に比べ着色開始期以降の低温遭遇時間が長く,着色がよかった。保温メッシュの中ではN氏園で着色が悪く,早期落葉による着果負担の増大と春先の肥効の不足がその要因として推測された。2 幼果期における着色制限要因の解明 コイトトロンを用いた温度処理により,着色開始後1~3週目の気温が着色に与える影響が大きいことが明らかとなった。 新梢へ環状剥皮をし,着果負担の違いによる着色への影響を見た。着果負担と着色には正の相関が見られ,温暖地域でも葉数を確保して,環状剥皮をかけることにより,良好な着色が得られることが明らかとなった。 樹内の新梢生育のバラツキと着色との関係をみたところ,新梢の生育と着色とは関係がなかった。 リン酸およびマグネシウムの施用により,着色が改善された。果房への水分ストレスの付与による着色向上については今回の処理時期では効果がなかった。ドライアイスによる低温処理については,今回の処理時期では明確な効果はなかった。
研究対象 ブドウ
戦略 園芸
専門 栽培生理・気象
部門 果樹
カテゴリ 温度処理 栽培技術 成熟異常 ぶどう

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