| 課題名 |
多様な気象資源を活用した宿根性花きのリレー出荷作型体系の確立 |
| 研究機関名 |
広島県農業技術センター
|
| 研究分担 |
花き・環境資源
|
| 研究期間 |
完H11~15 |
| 年度 |
2003 |
| 摘要 |
1シュッコンカスミソウのリレー出荷作型体系の確立 1) 暖地の2番花3月出荷作型における開花促進技術の開発 「ニューフェイス」の9月10日定植の作型において,1番花切り戻し後の管理温度について検討した。その結果,夜温を12.5℃で管理することにより,切り花品質の良い2番花を3月に収穫できた。 2) 中北部地帯における年内二度切り作型の開発 「雪ん子」を用いて,開花期の分散を図るために,1回半摘心するシュートの生育および修正摘心時期について検討した。その結果,修正摘心を行うシュートの生育が遅いほど,また修正摘心時期が遅いぼど株元から発生したシュートと修正摘心後に発生したシュートとの開花日の差が大きくなった。2 トルコギキョウのリレー出荷作型体系の確立 1) 高品質化を図るために若苗定植可能な育苗技術の開発 「エースホワイト」等を用いて,高品質化を図るために若苗定植可能な育苗技術を検討した。 2cm角のペーパーポットを利用することにより,慣行(200穴セル成型トレイ)と同等に生長した苗を育苗でき,定植が軽作業化する。また,慣行と同等の切り花品質となった。 夜温25℃条件下でロゼット化する「エースホワイト」,「ロココマリン」は,播種前に種子低温処理を行うことにより,ロゼット化しないことを明らかにした。また,種子低温処理は,苗の生長に促進的に影響し,定植後の開花株率も向上することを明らかにした。 2) 暖地の11~12月出荷作型における開花調節技術の開発 16品種を供試し,7月直播き栽培で秋冬季出荷に適した品種の比較検討を行った。切り花長が70cm以上,切り花重が40g以上で小花数が8個以上であった「Yu0268」ほか3品種を実用性がある品種として選定した。 3) 暖地の3月出荷作型における安定生産技術の開発 定植日の違いが開花日に及ぼす影響について「メロウピンク」を用いて検討した。その結果,定植日の最も早い9月20日定植が,3月25日と最も早い開花日であったが,定植日から開花日までの日平均気温の積算は,10月1日定植,10月10日定植および10月20日定植のいずれも大きな差はなかった。 4) 中北部地帯の8~10月出荷作型における安定生産技術の開発 27品種を供試し,6月直播き栽培で8~10月出荷に適した品種の比較検討を行った。切り花長が70cm以上,切り花重が40g以上で小花数が8個以上であった「マイテスカイ」ほか4品種を実用性がある品種として選定した。 5) 葉先枯れ症発生軽減技術の開発 (1)送風と有機キレートカルシウム液剤の複合処理が葉先枯れ症発生に及ぼす影響 「マイテレディ」を用いて,送風の強度や有機キレートカルシウム液剤の濃度を変えて実験した結果,葉先枯れ発生程度が軽い現地農家圃場でも有機キレートカルシウム液剤単独処理では葉先枯れ症の発生軽減効果は認められなかった。しかし,送風を併用することにより葉先枯れ症は発生しなかった。 (2)CaO,K2OおよびMgOの施用量の相違が葉先枯れ症発生に及ぼす影響 「マイテレディ」を用いて,地植え栽培においてCaO,K2OおよびMgOの施用量を変えて実験した結果,沖積土に処理した場合は,K2OおよびMgO過剰による土壌の塩基バランスの相違が葉先枯れ症に及ぼす影響は明らかでなかった。 (3)土壌水分条件と有機キレートカルシウム液剤の複合処理が葉先枯れ症発生軽減に及ぼす影響 「マイテレディ」を用いて,土耕栽培で葉先枯れ症が発生しやすい条件下で実験した結果,土壌の水分状態および有機キレートカルシウム液剤の散布が葉先枯れ症の発生に及ぼす影響は明らかでなかった。
|
| 研究対象 |
シュッコンカスミソウ・トルコギキョウ
|
| 戦略 |
園芸
|
| 専門 |
栽培生理
|
| 部門 |
花き
|
| カテゴリ |
育苗
かすみそう
栽培技術
出荷調整
トルコギキョウ
播種
品種
|