課題名 | 花壇苗の作業環境を快適化するトータル生産支援システムの開発 |
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研究機関名 |
広島県農業技術センター |
研究分担 |
花き・環境資源 |
研究期間 | 新H16 ~18 |
年度 | 2003 |
摘要 | 搬送の軽作業化と潅水等の省力化を可能にする安価な装置と浄水場発生土を配合した軽量用土,さらに強風あるいは刷毛の接触刺激によるわい化処理のための生育制御技術の開発を行ない,花壇苗生産のトータル支援システムを開発する。本年度の実施計画:1 浄水場発生土を利用した軽量培地の開発(H16~17)1)浄水場発生土の配合割合が培地の理化学性に及ぼす影響浄水場発生土の理化学性を調査し,ピートモス等との配合により生育用の培地としての配合割合を明らかにし,培地への利用時の基礎資料とする。 2)理化学性に優れた培地における施肥管理法の検討 パンジーおよびペチュニアの生育に適する軽量混合培地の施肥管理法を明らかにする。2 物理的刺激によるわい化を目的とした生育制御技術の開発(H16~18)1)強風処理とわい化効果等の解明強風の程度の違いがパンジー,ペチュニアの生育に及ぼす影響を調査し,強風による振動刺激の効果を明らかにする。2)刷毛による接触刺激とわい化効果等の解明接触刺激を与える種類の違いがパンジー,ペチュニアの生育に及ぼす影響を調査し,接触刺激の効果を明らかにする。3)わい化に効果的な刺激処理方法の解明 接触刺激を与える時期の違いがパンジー,ペチュニアの生育に及ぼす影響を明らかにする。3 物理的刺激によるエチレン生成量と外生エチレンによるわい化効果の解明(H16~18)1)物理的刺激によるエチレン生成量の測定 刺激に対して生成されたエチレンの採取方法と測定方法の検討を行なう。2)外生エチレンによるわい化効果の確認外生エチレンによる処理方法,わい化効果の可能性のあるエチレン濃度と処理時間の検討を行なう。4 搬送の軽作業化と潅水作業等の省力化を可能とする装置の開発(H16~17) 1)装置の設計と開発装置の設計と製作を行なう。2)各装置における稼働率等の性能評価試作した装置の移動速度や散水ノズルの種類の検討,移動速度と散水量の関係,送風装置の能力などの基礎データを収集するための調査を行なう。 |
研究対象 | パンジー,ペチュニア |
戦略 | 園芸 |
専門 | 栽培生理 |
部門 | 花き |
カテゴリ | 省力化 施肥 パンジー ペチュニア わい化 |