課題名 |
バクテリアエンドファイトの探索と水稲害虫に対する抵抗性評価 |
研究機関名 |
広島県農業技術センター
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研究分担 |
環境制御
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研究期間 |
完H15 |
年度 |
2003 |
摘要 |
1 県内のバクテリアエンドファイトの探索 廿日市市,福山市,東広島市における有機栽培及び無農薬栽培の計5水田から水稲株を採取し,バクテリアエンドファイトの分離を依頼するため(株)前川製作所に送付した。コブノメイガ防除に有望な細菌2系統が分離された。2 バクテリアエンドファイト感染による水稲害虫への影響 2003年7月3日に,バクテリアエンドファイト感染水稲(ヒノヒカリ)3系統(B502,B510a,B65)および無接種水稲を,1/5000aワグネルポットに1本植えした。最高分けつ期,幼穂形成初期(移植38日後),幼穂形成後期(移植49日後)に,セジロウンカ♀5頭♂5頭をそれぞれの菌系統及び無接種株に5反復で放飼した。9月5日にアカスジカスミカメ成・幼虫(♀1頭+幼虫10頭)を1株毎に接種した。その結果,セジロウンカ密度においては,無接種とエンドファイト3系統との間に有意な差を認めなかったが,幼穂形成初期のB65,B510a感染株はセジロウンカ密度を抑制する傾向が見られた。カスミカメ斑点米率は,無接種とエンドファイト3系統との間に有意な差は認めなかった。
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研究対象 |
水稲
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戦略 |
土地利用型農業
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専門 |
虫害
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部門 |
稲
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カテゴリ |
有機栽培
病害虫
アカスジカスミカメ
害虫
水田
水稲
抵抗性
農薬
斑点米
防除
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