| タイトル |
県内メッシュ単位の日射量の推定 |
| 担当機関 |
兵庫県立中央農業技術センター |
| 研究期間 |
1996~1996 |
| 研究担当者 |
岩井正志
須藤健一
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| 発行年度 |
1996 |
| 要約 |
県内に設置した気象観測装置で観測された日射量をもとに1kmメッシュ単位の日射量を推定したところ、1.0~3.1MJ/㎡/dayの誤差で任意メッシュの日射量の推定が可能である。
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| 背景・ねらい |
作物の生育や収量に関係すると考えられる日射量についてはAMeDASでも観測されていない。兵庫県では、作物の安定生産を図る上で気象環境を資源として把握すると同時に、生育予測をより精密に行うため、1994年度から3カ年計画で、AMeDAS観測地点を補完する地点に、気温、水温、降水量および日射量の観測装置を設置し、1996年度で29カ所の設置が終わった。そこで、設置された気象観測装置からの日射量を用いて、観測装置の設置されていない地域の日射量の推定を行った。
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| 成果の内容・特徴 |
- 300nm~2800nmをカバーする全天日射計で、1995年までに設置された17カ所(図1)の日射観測データを用いて県北部を中心に行ったが、1kmメッシュ単位で全県の推定が可能である(図2)。
- 推定は、農業環境技術研究所が作成した自然エネルギー資源賦存量の日射量メッシュデータを平年値として利用し、当該年月日の観測値と平年値との偏差を、当該メッシュから観測地点を含む3~4ヵ所のメッシュまでの距離で案分する平年差距離重み付け法で行う(図3)。
- 気象観測装置設置地点を順次マスクし、マスクした地点の日射量を周辺の観測装置設置地点から推定し、観測値と比較することで行った1995年7~8月の誤差( RMSE =[Σ(日射量推定 -日射量観測 )2 /地点数]0.5 )は、1.0~3.1MJ/㎡/dayである(図4)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 近傍の3~4ヵ所の気象観測装置のデータを利用することで、1997年以降、県下全域で1kmメッシュ単位での日射量の推定が可能である。
- 1.0~3.1 MJ/㎡/day程度の誤差を含んでいるのでデータの取り扱いについては注意する。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
生育予測
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