タイトル | 人工光源によるハウスモモの補光方法と果実糖度の向上効果 |
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担当機関 | 広島県立農業技術センター果樹研究所 |
研究期間 | 1996~1996 |
研究担当者 |
今井俊治 小笠原静彦 赤阪信二 藤原多見夫 |
発行年度 | 1997 |
要約 | ハウスモモに対する補光の効果は、曇雨天日の午前中に高い。補光は、光源としてナトリウムランプDLを用い、樹冠下側からおこなう。収穫前1カ月間の補光は、樹冠中~下部の果実糖度を高める。 |
背景・ねらい | モモは成熟期の日照不足によって、果実の糖度が著しく低下する。とくに、ハウス栽培では、被覆資材やハウスの骨材によって太陽光が遮られて日照不足になりがちで、樹冠中~下部の果実糖度が不安定になる。このため、高品質な果実を安定して生産する技術の開発が強く望まれている。そこで、日照不足を改善するため、モモの光環境に対する特性と人工光源による補光の効果を検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 補光栽培に要するコストは、施設の耐用年数を10年とした場合、施設の償却費と電気代で、果実1kg当たり約200円である。光源装置を各作型で有効利用するなどの方法でコスト低減が可能である。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
図表5 | ![]() |
カテゴリ | コスト 低コスト もも |