タイトル | 荒代全層作溝散播による湛水直播の出芽苗立ち安定化技術 |
---|---|
担当機関 | 滋賀県農業試験場湖北分場 |
研究期間 | 1997~1997 |
研究担当者 |
吉澤 清 鳥塚 智 辻 藤吾 |
発行年度 | 1997 |
要約 | 散播方式の湛水直播の整地法は、荒代時に全層施肥し、代かき時の田面水の面積は30~40%程度とし、これに間隔10cm、深さ4cm程度の作溝を行うことで出芽苗が集条化し、浮苗軽減に有効である。 |
背景・ねらい | 散播方式の湛水直播では出芽苗立ちの安定化、特に浮苗の発生が問題であり、自然覆土が期待できる播種溝の形成が望ましい。 そこで、作溝によって浮苗軽減を図るための作溝板を試作し、代かき濁水の排水路への逸流が軽減できるような節水管理を前提として、安定した播種溝を形成するために必要な代かき用水量等の条件を明らかにする。また、作溝が直播水稲の苗立ち、生育等に及ぼす効果を検討する。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 | 本技術は緩効性肥料を基肥に施用する荒代全層施肥法であること、細粒質土壌条件下で行った点に留意する。 また、浅水代かきを前提とし、水面被度の目安を30~40%(代かき後の水深(1~2cm)とする。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 肥料 施肥 播種 水管理 |