| タイトル | 黒毛和種における脂肪細胞の分化調節因子PPARγ2の変異とその簡易検出 |
|---|---|
| 担当機関 | 中国農業試験場 |
| 研究期間 | 1998~2000 |
| 研究担当者 |
相川勝弘 村元隆行 中西直人 |
| 発行年度 | 1998 |
| 要約 | 黒毛和種には脂肪細胞分化の主要な制御因子であるPPARγ2の変異が存在する。変異体では18番目のアミノ酸がAlaからValへ変換している。その変異は開発した簡易検出法によって検出できる。 |
| 背景・ねらい | 現在、脂肪交雑は牛肉価格の主要な決定要因であることから、その形成については種々の検討がなされているが十分な成果は得られていない。脂肪交雑の実体は筋肉内の脂肪組織であり、その形成には未分化な脂肪前駆細胞の脂肪細胞への分化が関与していると推定されている。近年、分子遺伝学的手法の著しい進展により、ペルオキソーム増殖剤応答性受容体γ(PPARγ)が脂肪細胞分化のマスターレギュレーターの一つであることが明らかになり、和牛のPPARγに関する情報が強く求められている。 |
| 成果の内容・特徴 |
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| 成果の活用面・留意点 | PPARγが脂肪細胞分化のマスターレギュレーターの一つであること、脂肪細胞の分化及び脂肪交雑の形成と関係の深いビタミンAの生理作用の一つとしてPPARγへの関与が示唆されていること、変異部位がPPARγ2の生理機能上重要な30アミノ酸内に存在すること等から、今回見い出したPPARγ2変異が脂肪交雑と関連している可能性は十分考えられる。今後、簡易検出法を用い、多くの個体についてホモ変異個体の存在の有無及び、脂肪交雑と本変異との関連について検討を行っていくことが重要である。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| カテゴリ |
| ビタミンA制御肥育と牛肉中脂肪含量および脂肪酸組成との関係 |
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