| タイトル |
ブドウ栽培の軽労化をはかる一文字改良棚 |
| 担当機関 |
広島県立農業技術センター |
| 研究期間 |
1998~2000 |
| 研究担当者 |
加藤淳子
今井俊治
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
ブドウ栽培の軽労化をねらった「一文字改良棚」は、新梢誘引や摘粒作業の効率を約20%高め、身体への作業負担を軽減させる。
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| 背景・ねらい |
ブドウ栽培は、平棚栽培が一般的で主流である。しかし、新梢や果房管理のために、長時間にわたり仰向いたり、背をかがめたり、不自由な姿勢を取らざるを得ない。そのため、体に負担をかけ、かつ、作業能率も悪い状況下にある。そこで、現行の栽培管理作業に比較して、楽な姿勢で作業ができるような棚の改善を検討し、自然体での作業を可能にし、作業負担の軽減を図る。
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| 成果の内容・特徴 |
- 一文字改良棚(以下、改良区。図1)は、平棚栽培(以下、従来区;実験に供した棚は、棚面より主枝を10cm下げているので、一般の平棚栽培より作業効率は良く、負担も軽減されている)に比べて、新梢誘引、花穂整形、GA処理、摘粒の作業効率が5~20%高くなる(表1)。
- 作業中に腕を休めるために、腕を下げる回数は、改良区では、従来区に比べて、いずれの作業も50%以下となる(表1)。
- 身体への作業負担は、いずれの作業も従来区の方が大きく、とくにGA処理では、腰や背中まで疲労が蓄積するが、改良区では、腕、肩のみである(表2)。
- 作業強度を表す心拍数の増加率は、いずれの区、作業とも、113%以下(130%以下は軽作業に区分されている)で、作業強度の差はない(データ省略)。
- 主枝から第1線への誘引角度が、緩やかなため、元葉が日照不足になることもなく、また、副梢の発生を助長することもなく、果実品質への悪影響も見られない(表3)。
- 以上のことから、一文字改良棚によって、作業効率は高くなり、とくに、時間を要する新梢管理や摘粒作業でその効率は高く、作業負担が軽減される。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 一文字改良棚の主枝の高さは、作業者の身長より20cm低い位置とし、作業者の身長によって高低する。一文字改良棚を「一文字イマイ仕立て」と命名。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
軽労化
栽培技術
ぶどう
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