モモ「清水白桃」の最終摘果時期遅延による安定生産技術

タイトル モモ「清水白桃」の最終摘果時期遅延による安定生産技術
担当機関 岡山県農業総合センター
研究期間 1997~1999
研究担当者 安井淑彦
各務裕史
発行年度 2000
要約 モモ「清水白桃」の最終摘果時期を生理的落果が終息する満開後80日目ごろまで遅らせても果実肥大が劣ることはなく、生産が安定する。
背景・ねらい  生理的落果が多いモモ「清水白桃」で生産安定を図るには、最終摘果時期を生理的落果がほぼ終息する満開後80日目ごろに遅延させることが有効と考えられる。しかし、摘果時期を遅らせた場合、果実の肥大不足が懸念されるため、満開後80日目ごろの最終摘果が果実肥大や品質に及ぼす影響を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 核割れの発生は、満開後40日目ごろに最終摘果する(慣行摘果法)より、満開後40日目ごろに目標着果数の1.6倍に摘果し満開後80日目ごろに目標着果数に修正する(遅延摘果法)方が少なくなる(表1)。
  2. 果実肥大は摘果を遅らせても劣ることはない(表2)。
  3. 最終摘果時期を満開後80日目ごろに遅らせても成熟時期が遅れたり果実品質が低下することはない(表1)。また、樹勢の低下は認められず、次年度の生育に悪影響はみられない(データ省略)。

成果の活用面・留意点
  1. 袋掛け時期を遅らせると黒星病等が発生しやすいので、無袋栽培に準じた防除を行う。
  2. 遅延摘果法では最終摘果時に良果の判断が容易になるので、不良果を摘果する。
  3. 樹勢の程度に応じて最終着果数の加減が容易になる。

図表1 210994-1.jpg
図表2 210994-2.jpg
カテゴリ 病害虫 黒星病 防除 もも

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