大豆・ソバ用コンバインによる小豆収穫

タイトル 大豆・ソバ用コンバインによる小豆収穫
担当機関 鳥取県農業試験場
研究期間 2000~2001
研究担当者 伊藤邦夫
三浦修平
三谷誠次郎
発行年度 2000
要約 ソバ用コンケーブを装着した大豆・ソバ用コンバインにより、小豆を一斉収穫すると、穀粒損失10%程度の収穫精度で作業が可能である。
背景・ねらい  従来の収穫体系では産地の維持は困難である。一方、大豆・ソバ用コンバイン導入が転作事業等で進んでいる。そこで、これらが小豆でも実用性があるのかを検討した。
成果の内容・特徴
  1. 大豆・ソバ用コンバイン(Y社CS21D)にソバ用のコンケーブを装着するだけで排塵口飛散粒は2%未満となり、十分に小豆の収穫が可能である(表2)。
  2. 穀粒損失は主に頭部損失であり、無培土平高畝の3条で頭部損失は少なくなる(表2)。
  3. 穀粒口への土混入等は2%程度で、汚粒等の問題は特にみられない(表3)。

成果の活用面・留意点
  1. 倒伏がひどい小豆は、刈り残しが多くなるが、手で引き起こすことで刈り取りはしやすくなる。無培土平高畝の場合は、畝中央に向けて引き起こす。
  2. 雑草が多い場合は手取り除草を行い、汚粒を防ぐことが望ましい。
  3. 収穫した小豆は、しわ粒や裂皮粒を防ぐため無加温通風乾燥とする。
表1 表2 表3 表4 
図表1 211068-1.jpg
図表2 211068-2.jpg
図表3 211068-3.jpg
図表4 211068-4.jpg
カテゴリ 病害虫 乾燥 雑草 除草 しわ粒 そば 大豆

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