ユリ新品種の胚珠培養による育成

タイトル ユリ新品種の胚珠培養による育成
担当機関 山口県農業試験場
研究期間 2000~2000
研究担当者 光永拓司
尾関仁志
発行年度 2000
要約 胚珠培養によりシンテッポウユリとスカシユリの種間雑種を育成し、その中から有望な4系統を選抜した。これらの系統は、オレンジ、白、濃いピンク、クリーム、の花色を有し、生育が旺盛でりん片苗から開花するという特徴を持つ。
背景・ねらい  ユリは県の戦略品目として生産が振興されている。オリジナル品種により産地を拡大するため、「アプリコットマリッジ」に続き、花色、花形の異なる品種を育成する。
成果の内容・特徴
  1. 平成4~6年に花柱切断法によりシンテッポウユリとスカシユリの交配を行った。
  2. 交配40日後に胚珠を摘出し、ショ糖濃度8%、pH 6.3、寒天0.9%のMS培地で培養した。
  3. 発芽個体はショ糖濃度3%、pH 5.8、寒天0.8%のLS培地に移植して生育させた。
  4. 交配翌年に順化、定植した。平成12年までに優良な4系統を選抜した。
  5. サンライズマリッジ:シンテッポウユリ「津山系」とスカシユリ「コリナ」の種間雑種である。花色は「アプリコットマリッジ」よりやや濃い橙色で、蕾の色は浅橙色である。開花期は6月上旬で、草丈は 150cm以上になる。
  6. スノーマリッジ:シンテッポウユリ「津山系」とスカシユリ「サンシロ」の種間雑種である。蕾の色は淡黄緑色であり、花色は白色で、花弁が厚く大輪である。開花期は6月上旬で、草丈は 110 cm以上になる。
  7. ルビーマリッジ:シンテッポウユリ「津山系」とスカシユリ「ティレノ」の種間雑種である。蕾の色は穏紫赤色であり、花色は赤紫色で、花弁が厚い。開花期は6月中旬で、草丈は 140 cm以上になる。
  8. クリーミーマリッジ:シンテッポウユリ「雷山」とスカシユリ「イエローサブマリン」の種間雑種である。蕾の色は浅緑黄色であり、花色はクリーム色である。開花期は6月上旬で、草丈は 150 cm以上になる。また、草姿は立葉で孫蕾が着きにくい。 

成果の活用面・留意点
    りん片苗を用いた季咲き栽培作型で普及する。平成12年度に品種登録申請を行った。

図1 図2 図3 図4 表1
図表1 211071-1.jpg
図表2 211071-2.jpg
図表3 211071-3.jpg
図表4 211071-4.jpg
図表5 211071-5.jpg
カテゴリ くり 栽培技術 新品種 品種 ゆり

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる