タイトル | ドリフト低減型ノズルに対応した散布量制御機能付きブームスプレーヤ |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援センター |
研究期間 | 2003~2007 |
研究担当者 |
宮原佳彦 牧野英二 臼井善彦 市来秀之 吉永慶太 安食惠治 杉山隆夫 大西明日見 藤岡修 市川友彦 鈴木理敏 (株)共立 (株)丸山製作所 ヤマホ工業(株) |
発行年度 | 2007 |
要約 | ドリフト(農薬飛散)を従来の慣行ノズルよりも大幅に低減できるノズルを標準で装備し、これを用いて所定の散布量となるよう噴霧量を作業速度に合わせて調節する機能を備えたトラクタ搭載式のブームスプレーヤ。 |
キーワード | ブームスプレーヤ、ノズル、農薬散布、ドリフト、散布量 |
背景・ねらい | ポジティブリスト制が実施される中で、農薬散布作業時のドリフト(農薬飛散)の防止が課題となっている。生研センターでは、慣行と同等の作業ができ、防除効果を確保しつつ、ドリフトを大幅に低減するブームスプレーヤ用ノズル(ドリフト低減型ノズル)を防除機メーカーと共同開発した。同ノズルは、2006年3月より市販化され、普及が進んでいる。通常、同ノズルを既存ブームスプレーヤに装着して使用する場合に、前装のノズル(通常のノズル)と交換しただけでは同じ噴霧量になるとは限らないため、所定の散布量と散布精度を確保するために、噴霧量を同一にする、または、散布量が同じになるよう散布速度を変更するなどの対応が必要となる。そこで、ドリフト低減型ノズルを使用する際に、煩雑な操作なしに所定の散布量となるよう、作業速度に合わせて噴霧量を調節する機能を備えたトラクタ搭載式のブームスプレーヤを開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 市販化 農薬 防除 |