タイトル | 湿潤土壌でも土を練りにくく高速作業が可能なディスク式中耕培土機 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援センター |
研究期間 | 2002~2008 |
研究担当者 |
井関農機(株) 後藤隆志 手島司 鋤柄農機(株) 小橋工業(株) 小倉昭男 大西正洋 長澤教夫 藤井幸人 |
発行年度 | 2008 |
要約 | 前後に2対のディスクを設けた、トラクタまたは乗用管理機直装式の中耕培土機である。ロータリ式中耕機に比べ、高速化により作業能率は1.5~2倍、収穫前の雑草量は半分程度となる。また、湿潤な土壌条件でも土を練りにくく、大豆の増収が期待できる。 |
キーワード | 中耕、培土、ディスク、湿潤土壌、大豆 |
背景・ねらい | 大豆の中耕培土は、ロータリ式中耕機により作物側に土を飛ばす方法(以下「R」)や、同機の後方に培土板を取付けて土を作物側に寄せる方法(以下「R+m」)で行われるのが一般的である。梅雨期に大豆の中耕培土を行う地域も多いが、これらの方法で水分の高い土壌条件下で作業すると、ロータリづめによる土の練り付けや培土板による土の圧縮が起こり、土壌物理性を悪化させる。そのため、土壌水分の高い状態が長く続くとその間は作業できず、雑草が繁茂してしまうことがある。また、受託作業の増加等により高能率化の要望もあるが、RまたはR+mの作業速度は0.5~0.8m/s程度と遅い。そこで、これらの問題を改善する中耕培土機(以下、本文では「開発機」、図表では「D」)を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 雑草 市販化 大豆 |