タイトル | 抵抗性品種に対するツマグロヨコバイの加害性獲得に適応度低下は認められない |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2006~2008 |
研究担当者 |
平江雅宏 鈴木芳人 |
発行年度 | 2008 |
要約 | 抵抗性イネ品種を加害するツマグロヨコバイのバイオタイプは、抵抗性品種に対する加害性の獲得によって、幼虫生存率、幼虫発育期間、成虫の生存日数、産卵前期間および総産卵数などの生活史形質に関して適応度の低下は認められない。 |
キーワード | ツマグロヨコバイ、バイオタイプ、抵抗性品種、発育、産卵、適応度 |
背景・ねらい | 抵抗性品種を利用した害虫管理技術は農薬使用量の低減や防除の省力化・低コスト化といった利点を持つが、抵抗性品種を加害する新しい虫の系統(バイオタイプ)の出現による抵抗性の崩壊が大きな問題となる。水稲害虫のツマグロヨコバイでは、実験室内で抵抗性品種を加害するバイオタイプが得られており、野外で抵抗性品種を栽培するとバイオタイプが出現する可能性がある。そのため、バイオタイプ出現による抵抗性の崩壊を防ぐには、バイオタイプに関する特性を明らかにし、それに対し有効な管理戦略を立てる必要がある。 抵抗性品種に加害性を持つバイオタイプは、加害性を持たない系統と比べて適応度が低い可能性がある。そこで、抵抗性イネ品種を加害するツマグロヨコバイのバイオタイプの発育や産卵能力等の生活史形質に関する適応度の差異とその程度を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
図表5 | |
図表6 | |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 省力化 抵抗性 抵抗性遺伝子 抵抗性品種 低コスト 農薬 品種 防除 |