| タイトル |
ばれいしょ新品種候補系統「北海74号」 |
| 担当機関 |
北海道農業試験場 |
| 研究期間 |
1994~1994 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1994 |
| 要約 |
「北海74号」は白皮・白肉・大粒で目が浅く調理特性に優れ、エグ味の元となるグリコアルカロイドの生成量が少なく、一次加工、業務用に適する。ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を持ち、中生・多収で粒揃いの良い系統である。
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| 背景・ねらい |
食用ばれいしょの消費は、生いもの家庭消費から外食・加工・調理済食品等の業務用消費中心に変化している。これに伴って品種に求められる特性も調理しやすさが主となり、既存品種の「男しゃくいも」や「メークイン」では対応できなくなっている。加えて業務用ばれいしょは一次加工されたものが供給されるようになり、消費ニーズから白肉で剥皮特性等に優れた新品種の要望が強い。
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| 成果の内容・特徴 |
「北海74号」は「Pentland Dell」と「R392-50」の交配種子から選抜された系統で、以下の特性を持つ。
- 中生の多収、良質系統で、外観にも優れる(表1、2)。
収量は「男しゃくいも」比130%、L以上は2.7倍で、中生ではあるが晩生の「農林1号」並の収量がある。また、内部異常の発生はほとんどなく、大粒、卵型で粒揃いが良く、白皮・白肉、表皮は滑らかで、目や尻が浅く外観が良いため、商品歩留りが高い。
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調理・一次加工特性に優れる(表3)。 剥皮歩留りは高く、トリミング数が少ない。白肉で剥皮褐変と調理後黒変が少なく、煮くずれは僅かで、煮物やレトルト食品等の業務、加工用の大量消費のニーズに応えられる。
- 緑化が少なく、低グリコアルカロイドである(表3)。
曝光による緑化が少なく、苦み(エグ味)の元となるグリコアルカロイド生成量が少ないため、品質保持、流通適性に優れる。
- ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有する(表1)。
近年大きな問題となっているシストセンチュウの汚染地域で栽培が可能である。
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| 成果の活用面・留意点 |
採種栽培では種いも規格外の大いもができやすいので、栽植密度、収穫時期に注意を要する。 栽培に当たっては特大の規格外いもの増加やでん粉価の低下を防ぐため、多皮を避けてやや密植とし、初期生育の促進をはかり完熟塊茎を収穫することが望ましい。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
加工
加工特性
新品種
抵抗性
ばれいしょ
品質保持
品種
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