| タイトル | ばれいしょ澱粉添加による乳牛の糞尿窒素排泄量の低減化 |
|---|---|
| 担当機関 | 上席研究官 |
| 研究期間 | 1996~1996 |
| 研究担当者 | |
| 発行年度 | 1996 |
| 要約 | 乳牛の飼料への易発酵性炭水化物であるばれいしょ澱粉の添加は、飼料の消化性や乳量・乳質に大きな影響を与えることなく、糞尿窒素排泄量を低減させる効果がある。 |
| 背景・ねらい | 現在、家畜排泄物による環境負荷をいかに軽減させるかという問題が緊急の解決を迫られている。富栄養化物質の窒素も環境負荷物質として法的な規制対象となっており、わが国の家畜糞尿窒素排泄量の約四分の一を占める乳牛の排泄窒素量を低減させることは極めて重要な問題であるが、同時に乳生産も維持させることが必要である。そこで、乳牛の栄養管理に基づく排泄窒素量低減化技術として、易発酵性炭水化物であるばれいしょ澱粉の飼料への添加が有用か否かを検討した。 |
| 成果の内容・特徴 |
① 澱粉添加により、NFEおよび有機物消化率は上昇し、NDF消化率は低下したが、 いずれの消化率の変化も比較的小さいものであった(表4)。 ② 乳量および乳成分率には有意な変化は認められなかった(表4)。 ③ 糞量には澱粉添加による影響は認められなかったが、尿量は澱粉添加量に比例して減 少する傾向を示した(表5)。 ④ 尿中への窒素排泄量および窒素排泄率(窒素排泄量/窒素摂取量)が、澱粉添加によ り有意に低下し、そのため糞尿中への窒素総排泄量および窒素総排泄率も低下する傾向 を示した(表5)。 |
| 成果の活用面・留意点 | [活用面と留意点] ① 易発酵性炭水化物であるばれいしょ澱粉の飼料への添加が、乳牛の栄養管理に基づく排泄窒素量低減化技術のひとつとして利用できる可能性がある。 ② 本成績は泌乳後期の乳牛のものであることを留意する必要がある。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| 図表4 | ![]() |
| 図表5 | ![]() |
| カテゴリ | 乳牛 ばれいしょ |
| 建設機械装着型切り返し機による加圧型堆肥化処理方式の効果と導入条件 |
| 乳白様変異米を乾式粉砕すると損傷デンプンが少なく粒径の細かい米粉になる |
| 北海道の酪農専業地帯における交換分合参加農家の行動の特徴 |