タイトル | 早期受胎を目指した乳用牛育成前期の飼養法 |
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担当機関 | 北海道立新得畜産試験場 |
研究期間 | 1998~1999 |
研究担当者 |
大坂郁夫 |
発行年度 | 1999 |
要約 | 乳用育成牛において、サイレージ主体で日増体量0.9㎏にする飼料中養分濃度は、乾物中TDN含量72%である。そのときの正常な第一胃内発酵および発育にはタンパク質含量16%を必要とする。本飼養法で過肥にせず15か月齢までの受胎が可能である。 |
背景・ねらい | 推奨されている初産分娩月齢は24か月齢であるが、現状は26~27か月齢分娩で10年間以上変化がない。初産分娩短縮には、育成前期にエネルギーとタンパク質のバランスがよい飼料給与で日増体量を高めて早期に受胎させる必要がある。しかし、過剰なエネルギー飼料では過肥になり、乳腺の発達が阻害され乳生産が減少する。また、成長著しい期間ではタンパク質要求量が高いと想定されるが、サイレージ主体飼養で日増体量を高める場合の適正な飼料中養分濃度、特にタンパク質濃度が明確に示されていない。そこで、過肥にせずに日増体量を高めて早期受胎させる飼料中養分濃度を検討した。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 本成績は、主に育成牧場などで飼料計算の基礎データとなる。 平成11年度北海道農業試験会議成績会議における課題名及び区分 課題名:早期受胎を目指した乳用育成前期の飼養法(指導参考) |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
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