タイトル | クロルピクリンくん蒸剤によるジャガイモそうか病防除の限界と効果の高い種いも消毒剤 |
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担当機関 | 土壌肥料科 |
研究期間 | 1999~1999 |
研究担当者 |
志賀弘行 相馬 潤 田中文夫 東田修司 美濃健一 鈴木慶次郎 |
発行年度 | 1999 |
要約 | クロルピクリンくん蒸剤のそうか病菌に対する殺菌効果は高いが、圃場レベルでは汚染土壌の混入や残存した病原菌の回復などにより十分な防除効果は得られない。オキシテトラサイクリン・ストレプトマイシン水和剤(100倍)と水酸化第二銅水和剤(100倍)の混用による種いも消毒の効果は高い。 |
背景・ねらい | 長崎県の秋作ばれいしょ連作地帯では、菌密度の回復を抑制するために土壌pHを4.9以下に維持した条件でクロルピクリンくん蒸剤による作期ごとの土壌消毒を行い、そうか病を防除している。しかし、経済性を考慮すると北海道で作付けごとに土壌消毒を行うことは不可能であり、また、輪作を前提とすると土壌pHを極端に低く維持することも不可能である。 そこで、北海道においてクロルピクリンくん蒸剤による一回の土壌消毒により病原菌密度を下げ、輪作条件下でそれを維持する可能性について検討する。また、現行の種いも消毒剤よりもさらに効果の高い薬剤を探索する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | クロルピクリンくん蒸剤による土壌消毒は、輪作を前提としている北海道での適用は困難である。 平成11年度北海道農業試験会議成績会議における課題名及び区分 課題名:クロルピクリンくん蒸剤による土壌消毒がジャガイモそうか病の発生におよぼす影響と種いも消毒剤の改良(指導参考) |
図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
カテゴリ | 肥料 病害虫 土壌消毒 ばれいしょ 防除 薬剤 輪作 |