海外における持続的な森林管理技術の開発

タイトル 海外における持続的な森林管理技術の開発
担当機関 (独)森林総合研究所
研究期間
研究担当者
発行年度 2005
要約 アジア東部地域における適切な森林管理の推進に寄与するため、熱帯林の樹種特性の解明や、多様性保全技術ならびに火災等による森林劣化の対策技術を開発しました。
背景・ねらい 人類による森林の直接的な利用と地球温暖化をはじめとする地球規模の環境変動は、森林生態系に大きな影響を与えていますが、一方で森林は環境緩和に役立つさまざまな機能を有しており、その持続的な管理が求められています。そのため、モントリオールプロセス*(基準指標)、ITTO2000(持続的新管理)、生物多様性保全条約、木材認証制度などの国際的な協議が進んでいます。とりわけ、アジア太平洋地域の森林は減少・劣化がすすみ、国際的にも大きな問題となっています。そこで、国内の森林・林業・木材産業研究で蓄積された科学的技術、情報を駆使し、森林生態系の構造と機能の研究や基準指標の作成などを通して、海外における持続的森林管理への貢献をめざしました。

*モントリオールプロセス;1993年カナダのモントリオールで開かれた会合。この会合を受けて、持続的可能な森林管理を行うための7つの基準とそれを測定するための67の指標が1995年に合意されました。日本を含むアジア、南北アメリカ、太平洋温帯・亜寒帯諸国が参加しています。
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図表2 212646-2.jpg
カテゴリ 管理技術

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