タイトル | 花持ちの優れるカーネーション品種「ミラクルルージュ」、「ミラクルシンフォニー」におけるエチレン生合成遺伝子の発現解析 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 花き研究所 |
研究期間 | 2006~2008 |
研究担当者 |
棚瀬幸司 小野崎隆 佐藤 茂 柴田道夫 市村一雄 |
発行年度 | 2007 |
要約 | 花持ちの優れる品種「ミラクルルージュ」、「ミラクルシンフォニー」は自然老化時のエチレン生成量が極めて少なく、ACC処理を行っても花持ち性短縮程度が小さい。花弁においてはエチレン生合成遺伝子のうちACSの発現が低下し、かつACOの発現が見られない。 |
キーワード | カーネーション、花持ち、エチレン生合成、ACC合成酵素、ACC酸化酵素 |
背景・ねらい | カーネーションは老化ホルモンであるエチレンに対する感受性が高く、エチレン生成を抑制し、花持ち日数を長くするためには出荷前のチオ硫酸銀錯塩(STS)処理が必須であり、生産者への負担となっている。これに対し花き研究所で育成された「ミラクルルージュ」、「ミラクルシンフォニー」はエチレン生成量が極めて少なく、花持ちが通常品種より約3倍長い。そのため、生産者の薬剤処理の負担を軽減することができると期待されている。そこで、「ミラクルルージュ」、「ミラクルシンフォニー」においてエチレン生成量が少ない原因を解明するため、エチレン生合成に関与する遺伝子の発現解析を行なう。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 育種 カーネーション 出荷調整 品種 薬剤 |