エチレン非依存性花きの老化を制御する新規遺伝子

タイトル エチレン非依存性花きの老化を制御する新規遺伝子
担当機関 (独)農業・食品産業技術総合研究機構 花き研究所
研究期間 2006~2008
研究担当者 山田哲也(東京農工大)
市村一雄
渋谷健市
清水圭一(鹿児島大)
鈴木智子(東京農工大)
発行年度 2008
要約  エチレン非依存性花きであるアサガオから単離したInPSR26遺伝子は、花弁の老化を制御する新規遺伝子である。
キーワード プログラム細胞死、エチレン非依存性花き、アサガオ、オートファジー
背景・ねらい
 花弁の老化に内生エチレンが関与しない花き(エチレン非依存性花き)には、バラやユリなど多くの重要な花きが含まれるが、有効な品質保持技術は開発されていない。一般に、花の老化はプログラム細胞死(PCD)により制御されていることが知られている。そこで本研究では、エチレン非依存性花きの老化を制御する技術の開発を目的とし、花弁老化時のPCDに主導的な役割を果たしている新規遺伝子の特定を行う。
成果の内容・特徴
  1. InPSR26遺伝子が、花弁老化時のPCDの進行を制御していることを示している。また、その作用はオートファジーの制御を介して発現していると考えられる。
  2. 本成果は、花弁老化を制御する新規遺伝子の発見を報告するものである。
    成果の活用面・留意点
    1. InPSR26遺伝子を過剰に発現させることなどにより、花弁の老化を抑制することに利用できる可能性がある。
    図表1 212846-1.jpg
    図表2 212846-2.jpg
    図表3 212846-3.gif
    カテゴリ あさがお ばら 品質保持 ゆり

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