タイトル | ミカンを多く食べる人ほど生活習慣病の罹病が少ない |
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担当機関 | 果樹試験場 |
研究期間 | 2000~2002 |
研究担当者 |
杉浦 実 矢野昌充 |
発行年度 | 2000 |
要約 | 一般消費者約 3,500 名の疫学的調査から、10 ~2月にミカンを多く食べるグループは、あまり食べないグループに比べ、糖尿病や心臓病・痛風などの生活習慣病を罹っている割合が有意に低い。 |
背景・ねらい | 近年、欧米先進国では健康の維持・増進のため果物を野菜と同じくらい摂取することを推奨している。しかし、日本ではそういった認識が殆ど無く、健康増進のために野菜は推奨されているが、果物はあまり重視されていない。果樹産業が低迷している原因として、「果物をたくさん食べると肥満や糖尿病になりやすい」、という誤った認識が広まっているためではないかと考えられる。これまでに日本産カンキツのがんや糖尿病・高血圧などの生活習慣病に対する予防効果を動物実験レベルで明らかにしてきたが、ここでは直接ヒトレベルでの有効性について解明するため疫学的調査研究を行った。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | ミカンを多く食べることが、糖尿病・心臓病・痛風などの生活習慣病の予防に繋がる可能性が示唆されており、健康増進効果の面から果実消費拡大に有効な資料となる。 |
図表1 | |
カテゴリ | 消費拡大 その他のかんきつ |