タイトル | トリプトファン含量の高いダイズおよびアズキ形質転換体 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2001~2006 |
研究担当者 |
宮川恒(京大院農) 若狭暁(東京農大) 石本政男 中本有美(科学技術振興機構) |
発行年度 | 2006 |
要約 | イネ改変型アントラニル酸合成酵素αサブユニットを発現したダイズとアズキでは遊離トリプトファン含量が著しく増加し、全トリプトファン含量は非組換え体の約2倍に増加する。 |
キーワード | トリプトファン、ダイズ、アズキ、代謝物質、遺伝子組換え |
背景・ねらい | ヒトを含む動物はトリプトファンやメチオニン、リジンなどのアミノ酸を合成することができず、食物から摂取する必要がある。マメ科作物はタンパク質含量が高く、イネ科作物と併用することにより飼料としての栄養性を高めている。しかし、このような飼料においても必須アミノ酸が不足しており、発酵工業により生産された遊離アミノ酸を必要に応じて添加している。このうちトリプトファンの生産が最も高コストである。一方、マメ科作物は共生根粒菌によって空気中の窒素を固定することから、低コストでアミノ酸を生産することが可能である。そこで、トリプトファンによるフィードバック阻害に対する感受性の低下したイネアントラニル酸合成酵素αサブユニット遺伝子(OASA1D)を導入することにより、トリプトファンを高度に蓄積したマメ科種子作物(ダイズとアズキ)を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
カテゴリ | あずき カリフラワー コスト 大豆 低コスト |