露地直播栽培えだまめの品種特性

タイトル 露地直播栽培えだまめの品種特性
担当機関 道立十勝農試
研究期間 2007~2008
研究担当者 田中義則
田中英彦
発行年度 2008
要約 道東地域を主体とする露地直播栽培による特性調査から、えだまめ20品種の枝豆収穫適期は早生から極晩生の6群に分類される。早晩性や規格内収量などの主要特性の比較から中生種の「酒の友」「ASB-03」「サヤコマチ」が有望である。
キーワード えだまめ、露地直播栽培、枝豆収穫適期、規格内収量、規格内百莢重
背景・ねらい
    北海道のえだまめ栽培面積は、輸入冷凍えだまめの増加などにより一時減少したが、収穫作業の機械化、冷凍加工に適した品種の普及、消費者の国産農産物への回帰などにより最近は増加傾向にある。さらなる生産振興と安定供給のためには、栽培技術の基本である適品種選択のための情報が重要である。えだまめの民間育成品種等について、早晩性や収量性、品質等の品種特性を調査し産地における品種選択の資料を提供する。
成果の内容・特徴
  1. 民間育成を中心とするえだまめ20品種の道東地域を主体とする露地直播栽培では、枝豆収穫適期は早生から極晩生の6群に分類される(表1)。
  2. 早・早中群では、標準の「サッポロミドリ」並の早生、耐倒伏性と規格内収量に優れた品種は無い。「涼翠」および「黒玉すだれ」で規格内収量および規格内百莢重が優れるが、いずれも枝豆収穫適期が5~8日遅く、耐倒伏性あるいは極短茎で草姿が劣る(表1)。
  3. 中・中晩群では、「酒の友」が標準の「大袖の舞」並の枝豆収穫適期で、最下着莢位置が高く規格内収量および百莢重に優れる。「ASB-03」と「サヤコマチ」は、「大袖の舞」とほぼ同じ枝豆収穫適期で、最下着莢位置が高く規格内収量が標準品種並であり規格内百莢重が重くバランスにやや優れる。「三芳錦」は、「大袖の舞」より枝豆収穫適期が4日遅いが、最下着莢位置が高く、規格内収量が同品種よりかなり多く、さらに百莢重に優れる(表1)。
  4. 晩・極晩群では、標準品種の「いわいくろ」並の枝豆収穫適期で、耐倒伏性と規格内収量に優れた品種は無い。規格内百莢重については、「タマフクラ」が供試品種中最も重く特徴的である(表1)。

成果の活用面・留意点
  1. 露地直播栽培えだまめの品種選択のための資料とする。
平成20年度北海道農業試験会議(成績会議)における課題名および区分
「露地直播栽培えだまめの品種特性」(指導参考)
図表1 213967-1.jpg
カテゴリ えだまめ 加工 機械化 栽培技術 直播栽培 品種

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