しゃくやくの新潟県中山間地域における薬用品種

タイトル しゃくやくの新潟県中山間地域における薬用品種
担当機関 新潟県農業総合研究所
研究期間 1998~1999
研究担当者
発行年度 1999
要約 一般に流通しているしゃくやくのなかで、新潟県中山間地域に適応する薬用品種として、「滝の粧(ヨソオイ)」、「薬用2号」、「春の粧」、「マダムグラントタン」を選定した。
背景・ねらい  しゃくやくの観賞用品種は豊富であるが、薬用として新潟県中山間地域に適応する品種については不明な点が多い。そこで、一般に流通しているしゃくやくについて、中山間地に位置する当センター圃場で栽培を行い、植付け6年目の収穫物の成分分析と収量調査から適応品種を選定する。
 なお、薬用適合規格成分値はペオニフロリン2.0%以上、アルビフロリン0.3%以上である。
成果の内容・特徴
  1. 薬用として栽培されるしゃくやくは主成分であるペオニフロリンおよびアルビフロリン含有率が重視される。商取引条件とされるこれらの成分を一定割合以上保有する品種は「滝の粧」、「薬用2号」、「春の粧」、「マダムグラントタン」、「チャーリーズホワイト」である。
     ただし、「チャーリーズホワイト」はペオニフロリン含有率の規格値を満たしているものの、他の4品種に比べ低く、また、調製根割合が低いため、収益性が不安定になる。
    (表1)。
成果の活用面・留意点
    薬用しゃくやく栽培農家に活用される。
図表1 214433-1.gif
カテゴリ しゃくやく 中山間地域 品種

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